ケアスタッフ・オブ・ザ・イヤー

■サービス内容
奥様をご主人様の入居されている施設にお連れする

ご主人様が入院、その後施設への入居を機に、認知症の症状がある奥様も施設に入居される。しかし、奥様は「主人は、どうしたのかしら。」「自宅に帰ります。」と、毎日のように荷物をまとめて、 施設を出ようとするようになり、ご主人様の入居されている施設にお連れするサービスを始める。

奥様は一度も拒否することなく、毎回初めてのことのように喜び、回数を重ねるごとに奥様にも変化がみられるようになった。

そんなある日、ご主人様の症状が悪化。
奥様をお連れし、最期のお別れをすることができ、娘様にも「認知症でもこんなに穏やかにいられるなんて、ダスキンさん達のおかげです。」と仰っていただいた。

■サービス内容
お話し相手、散歩付き添い、買い物

お客様は施設の入居を納得されておらず、娘様に無理やり入居させられたと思われて不平不満の日々。自殺願望があるとの判断で、窓は開けない、危険なものは持ち込まないなど施設側も腫物をあつかうようにピリピリしていた。

そんな中、娘様よりサービスの依頼を受け、買い物や散歩など外出を中心にサービスを行い、お客様のお話しを傾聴することで、笑顔が増えるようになった。

また、最初のサービスのあとでお客様から「話を聞いてもらえて前向きに日々を生きていきたいと思えるようになった。」とのお手紙をいただき、娘様も１回でのお母様の変化に驚かれて定期的にご利用いただくようになった。

■サービス内容
昼食の買い物、洗濯、掃除、服薬確認

最近物忘れが多く、足の少し悪くなった奥様を心配し、家の空けることの多いご主人様よりお留守の際の掃除やお買い物を依頼される。

奥様ご自身は、家事を失敗したり、一人でお買い物に行けないことに葛藤もあるご様子だったため、ご自分で買い物に行ける自信を持っていただけるように、家の中で歩く練習もサポートするようになった。

そんなある日、ご主人様の歌の演奏会への付き添いをご提案。
演奏会に行ったことをきっかけに見違えるように明るくなられ、ご主人様も「奥様は時間をかければ家事が出来るのではないか」と頼むことも多くなり、奥様も以前のように家庭の役に立てているという自信を持たれるようになった。